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My little Lecce

南イタリア プーリア州 レッチェからサレント地方の美しさをお伝えします

レッチェお気に入りショップ - LA SALENTINA -


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こちらのお店は閉店してしまいました(涙)
大好きなお店でしたので、記事は残しておきます。


南イタリア サレント地方の都 レッチェからお伝えします。本日は、レッチェの私のおすすめのお店をご紹介します。その名も
“ LA SALENTINA ” (ラ・サレンティーナ)

名前通り、サレント地方の ARTIGINALITA' (クラフトマンシップ) をテーマにした、店主エリア—ノ氏のセレクトによる おもに陶器のコンセプト・ショップです。もちろん、氏がセレクトしているのはすべて、サレント地方のアーティストの作品だけ。

例えば 冒頭の写真の色鮮やかなお皿たち、こちらは北サレント地方の陶器の名産地、グロッターリエの陶器作家、“色の女王” との異名を持つ、エンツァ・ファサーノさんのお皿たち。エンツァ・ファサーノはグロッターリエの陶器づくりの巨匠、二コラ・ファサーノの娘で、その独特の色使いとシンプルなデザインの陶器づくりでヨーロッパではすでに高い評価を得ている女流作家。私もエンツァのお皿がとても好きで、ここ、ラ・サレンティーナに来るたびに少しづつ買い足していくうち、今ではおうちにちょっとしたコレクションができました。



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見てください。これでもかと店頭に並ぶ、このカラーバリエーション豊富なお皿たち!30色以上のカラーバリエーションがあるそう。
大皿で14ユーロ、小皿で12ユーロ くらい。

うちのはこれ↓ 真っ白です。とっても丈夫で デザインだけでなく実用面でもグッド。気に入ってます。


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エンツァ・ファサーノのこの何ともいえないニュアンスのある美しい緑色が、ほぼ彼女の特許のようなもので、この緑色を出す色の調合が彼女にしかできないのだそうで、このエンツァの緑色にエリアーノ氏はほれ込んでいるのだそう。


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こちらがエリアーノさん。エンツァの作品に囲まれて満面の笑み。すべてエンツァ・ファサーノの作品。

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プーリア州発祥の幸運を呼ぶラッキーチャーム、プーモ! 多産の象徴といわれています。プーリア土産といったらこれです。こちらもエンツァ・ファサーノ作のプーモ。どの色も彼女ならではの発色。かたちも美しい。

エンツァのこの美しいさくひんたち、レッチェ以南のサレント地方ではエリア―ノさんのこのお店 LA SALENTINA ともう一店舗だけが独占販売権をもっていて、お皿のラインナップが一番豊富なのはこのLA SALENTINA です。

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こちらはエンツァ・ファサーノの作品ではないのですが、グロッターリエの名産のこのインクを飛び散らしたような柄のお皿たち。この柄はグロッターリエで生まれた技法で SMAMRIATO (ズマンリアート) という技法。その昔、オリーブの木の枝に塗料をひたして、オリーブの枝を振って塗料を飛び散らして模様をつけたことから、この柄は生まれたそう。


 
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そして、エリア―ノさんのイチオシのもう一人のアーティストがこちら、彼のうしろに飾ってある作品 (陶器です) のアーティスト、ジョルジョ・ディ・パルマ。 彼もグロッターリエ出身の陶器アーティスト。日本ではまだまったく知られていませんが、イタリアでは現在大ブレイク中のプーリアが誇る若手アーティストです。


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この新進気鋭の陶芸アーティスト、ジョルジョ・ディ・パルマ君、まだ若いんです。彼も大陶芸家の息子として生まれたのですが、陶芸を生業にする気は全くなく、遊びで作っていた数々の、役に立たない実用性のない陶器たちがあるバイヤーの目に留まり、一躍有名になりました。例えば、、、、、

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ぜーんぶ、彼の作品。アイス、カメラ、タイプライター、バスケットボール、などなど、本人曰く、全く役に立たない陶器!だけど、このポップな感じで遊び心あふれる作品が感度の高いファッション系のお店や、お洒落なレストランなどの内装を飾るのにセレクトされ始め、今や、プーリアデザインの代名詞となったジョルジョ・ディ・パルマ君です。


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彼を一躍有名にしたのがこの陶器製の風船の壁飾り。この壁飾りが爆発的にヒットして、彼は一デザイン界のスターに。

ジョルジョ・ディ・パルマ君はエリア―ノさんがその才能にひとめぼれし、お店で扱うことを決めたそう。プーリアの中でも数少ない取扱店の一つです。


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エリア-ノさんのお店 ラ・サレンティーナは レッチェのドゥオモ広場に面した入り口もあり、たくさんの来店がある人気店。

エリア―ノさん、このお店を開く前はトリノに住んでいたそうですが、両親がサレント地方の人で、幼少のときからレッチェにはよく来ていたそう。あるとき、サレント地方の常に太陽がある生活がたまらなく恋しくなって、こちらに引っ越してきたそうです。温暖な気候のサレントでの暮らしが最高に好きでいまやもうトリノには帰れないとのこと。おどろくことに、エリアーノという名前の意味は “太陽を愛する人” だそうです。
サレント地方に住むことはどうやら運命だったようですね。エリア―ノさん!


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レッチェのメインストリート、サントロンツォ広場へと続く VIA G. LIBERTINI に面した ラ・サレンティーナ正面入り口。明るくて、人懐こい、まさに太陽に愛され、太陽を愛す エリア―ノさんに会いに行きましょう。今回紹介した2人のアーティストはほんの一部、他にも素敵な作家さんの作品があります。レッチェのおすすめショップです!





LA SALENTINA


Via Giuseppe Libertini, 63 Lecce
Piazza del Duomo, 3 Lecce
LECCE
Tel. +39 3408045480
E-MAIL info@lasalentina.co










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by mylittlelecce | 2018-10-06 09:08 | レッチェおすすめショップ BOTTEGA | Comments(0)

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