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My little Lecce

南イタリア プーリア州 レッチェからサレント地方の美しさをお伝えします

レッチェの若き版画アーティスト




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日本の皆様 ブオンジョルノ! 今回はわたくしの本拠地、南イタリアのレッチェからお伝えしていきます。
こちらレッチェは またも猛暑の日々をむかえています。6月の数日間、レッチェを襲った40度近くまで気温があがった日々ほどではないですが、暑い日々に突入しています。7月ですからね。今、まさにイタリアの夏です。

さて、先日レッチェから車で南下すること30分ほどのところ、コリリアーノ・ドートラントという中世の美しいお城が残る小さな街があるのですが、そちらで、とある小さな映画祭が開催され、それを見に行ってきたんですが、思いがけず、コリリアーノ・ドートラントから素敵なお土産を持って帰ってきました!

上の写真がそのお土産。ジャン・カルロ・ヌンツィアートという若き版画アーティストさんが
即興でその場で肖像画を版画で作ってくれるというデモンストレーションをやっていて、私も作ってもらいました。



レッチェの若き版画アーティスト_d0389094_21153549.jpeg
この若者がジャンカルロ氏。レッチェで活躍する若き版画アーティストです。版画といっても、木版画ではなく、ガラス版版画です。ガラスの板にインクを塗布し、一度、土台となるインクの皮膜をつくります。その後、先のとがった針状のペン先のようなもので、インクをひっかきながら描画していきます。
その後、ガラス版を紙に押し付けますと、見事な版画ができあがるわけです。

ガラス版は、たった一枚しかないため、版画が出来上がると、インクをすべてふき取って、次回の版画に使わなければならないため、できあがった
版画は世界中にたった一枚しかない作品となります。同じものは二度と作れないのです。

このジャンカルロ氏、今回はコリリアーノ・ドートラントに出没していましたが、
普段はレッチェのチェントロストーリコのメインストリート、Via Vittorio Emanuele II の路上でデモンストレーションをしています。肖像画版画一枚10ユーロ、5分くらいで出来上がります。

レッチェにお越しの皆様、見つけたら是非、お試しください!
すごく素敵なレッチェの思い出の一品になること間違いなしです。おすすめです。





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by mylittlelecce | 2019-07-24 21:55 | レッチェ チェントロストーリコ | Comments(0)

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